クアトロテストは行わないことにしました

前回の初回妊婦健診で『クアトロテスト』の説明用紙を渡されました🗒️

妊婦のスクリーニング検査(無症状の人を対象に疾患の疑いがないか検査すること)の1つに『クアトロテスト』というものがあります。

血液検査でお腹の赤ちゃんがダウン症候群・18トリソミー・開放性神経管奇形に罹患しているかを確率で出すことが出来る検査です💉

おそらく私の年齢が35歳(初産)なので、高齢出産となることからこの用紙を渡されたのかな?と思っています。


私と旦那さんは元々、高齢出産&初産&自然妊娠しづらい体⏩️赤ちゃんの疾患率は高いのではないかと心配していました。
なのでスクリーニング検査はしたいと考えていたのです✊
クアトロテストは羊水検査と違って血液検査だけなので流産する危険性もありません。
事前に検査できるならやっておきたい!と思っていました。

その考えが変わったのは病院からクアトロテストの説明用紙を渡され、改めて真剣に調べて考え始めてからでした💻️

クアトロテストのメリットは危険性が少なく簡単に検査が出来ることです💉
デメリットは『赤ちゃんの疾患ある・なしが結局分からない』ということです。
私と旦那さんはそこに引っ掛かりを感じました。

私たち夫婦は血液検査をすれば、その結果から疾患のあり・なしが分かるのだと思ってました。
でもクアトロテストでは『1.妊婦の年齢 2.妊婦の体重3.妊娠週数 4.家族歴 5.糖尿病の有無 6.血液検査の成分』を総合的に見て、確率を出します。
なので血液検査の値が良くても、妊婦さんが高齢であれば赤ちゃんの疾患率は高めという結果になります。
家族や上の子がダウン症候群などの疾患がある場合も高い確率が出されます。
つまりお腹の中の赤ちゃんに疾患があるかどうかがハッキリと分かるわけではなく『いろんな要因を考えると可能性はこのぐらい』というざっくりした検査なのです🤔
それも例えば1/500とか確率で出されるので、499人は陰性だけど1人は陽性という結果表示の仕方になります。
自分の赤ちゃんが499人に入れるのか1人の方になってしまうのかはクアトロテストでは分からないのです。

結局ハッキリと陽性・陰性を調べるには羊水検査をしなければならず、羊水検査は流産の危険性があります。

私たち夫婦の結論は『クアトロテストはしない』になりました!

高齢出産なので赤ちゃんに疾患があるかもしれないという不安は正直あります。
でもクアトロテストで分かるのは3つの疾患だけなのでそれ以外の疾患はあっても分かりません。
クアトロテストをして確率が低くても疾患がある子が生まれる可能性はあります(確率が低い=絶対陰性ではないので)
確率が高かった場合、流産の危険性を考えながら羊水検査をするかしないか検討しなければなりません。
羊水検査の結果が陰性でもその後流産するという、本末転倒なことも起こりえます。
クアトロテスト・羊水検査で陽性だった場合、妊娠継続か中絶か…決断しなければいけません。
私はとても通常の精神状態ではいられないだろうと思います。

それでも私たち夫婦は妊娠継続するだろうと話し合いました。
なかなか自然妊娠しなくて、人工授精4回目で授かった子です👶
もし陽性が出たとしても『今回は羊水検査で陽性だったから諦めて、次回にかけよう』とは思えないだろうなと感じたからです。
次があるかどうかなんて分かりませんから。

もしこの子が陽性でも陰性でも大事に育てる!⏩️それなら精神的に追い詰められてしまうかもしれない検査なんて必要ないんじゃないかな?という結論になったのです。


検査するかしないかについて正解・不正解はないと思います。
ただ後悔しないように、しっかりと夫婦で話し合うのが大切だなと思いました!
そして『低い確率が出れば安心出来る♪』という安易な気持ちで検査はしない方がいいということ!!
柴は最初そう思っていましたが、そのままのノリで検査しなくて良かったと思っています。
覚悟を持って、悪い結果が出たときにはどうするのかもきちんと考えてから検査した方がいいなと思います。

ちなみに妊婦のスクリーニング検査はクアトロテスト以外にもありますので病院によっては違う検査かもしれません。